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土地探しから頼める福井の工務店を知って、お金の配分で失敗しない家づくりを始めませんか?
例えば、長期固定金利の住宅ローン「フラット35」を使って福井県で土地付きの注文住宅を建てた人の総額は、平均4,034.8万円。そのうち約2割の798.3万円が土地の代金でした。
そこで、
「工務店に土地探しから頼めるの?」
「どの会社に相談すればいいの?」
と気になるあなたへ、土地探しの相談に乗る福井の工務店7社と、選び方をご紹介。
家と土地を同じ相手に任せられれば、希望の間取りが入らない場所を買ってしまう心配も減らせます。自分たちに合う相談先を見つけていきましょう。
この記事の内容全 30 項目
福井の工務店に土地探しも頼むなら?

福井は総額の約2割が土地代
福井県の平均では、総額の約2割が土地の代金です。
| 項目 | 平均 | 割合 |
|---|---|---|
| 家の建築費 | 3,236.5万円 | 約8割 |
| 土地の購入費 | 798.3万円 | 約2割 |
| 総額 | 4,034.8万円 | ― |
※住宅金融支援機構(フラット35を扱う独立行政法人)「2024年度 フラット35利用者調査」の福井県の平均
予算の上限が決まっているなら、購入費が増えるほど、建物に回せる額が減る仕組み。例えば総額4,000万円のうち、1,000万円を土地にあてたとします。建物に回せる額は、福井県の平均の建築費より236.5万円少ない計算です。
地価の高い地域では、広さや仕様で調整する必要も出てくるもの。工務店に土地探しから頼めば、家の予算と見比べながら、無理のない候補を選べます。
※参照元:2024年度 フラット35利用者調査|住宅金融支援機構(2026年10月時点)
土地の扱い方は仲介・手伝い・売主の3通り
土地探しへの工務店の関わり方は、次の3つです。
- 不動産の取引を扱う免許を生かし、売買の間に立つ(仲介)
- 探すのを手伝い、手続きはほかの不動産会社に任せる
- 自社やグループで持っている土地を、自ら売る
どれに当たるかで、選べる場所はさまざま。地域の売り地から広く探せるところもあれば、手持ちの区画に限られるところもあります。
仲介と売主は、どちらも不動産の取引の免許が要る仕事。この記事で紹介する7社は、どこもグループを含めて土地の売買を手がける会社です。
土地から相談できる工務店の見分け方
土地探しから頼めるかどうかは、公式サイトの会社概要と土地情報のページで分かります。問い合わせる前に、次の2つをチェックしておきましょう。
宅建業の免許があるか
土地を売る、売買を取り持つといった仕事に要るのが、宅地建物取引業(宅建業)の免許です。番号は、会社概要に「福井県知事(1)第○○○号」のような形で載っています。
頭の「福井県知事」は、免許を出した役所。県の外にも事務所があるなら「国土交通大臣」となり、かっこの数字は更新のたびに1つずつ増えていきます。

不動産をグループ会社で扱う工務店なら、そちらの概要ページも見てください。国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」なら、誰でも会社名から免許の有無や所在地を確かめられます。
※参照元:不動産取引に関するお知らせ(消費者の皆様向け)/建設業者・宅建業者等企業情報検索システム|国土交通省
宅地建物取引業法|e-Gov法令検索
宅地建物取引業者名簿等閲覧の手引き|沖縄県(2026年10月時点)
自社の分譲地があるか
自社の分譲地を持つ工務店の特徴は、区画の広さや価格を見ながら、建物のプランも一緒に相談できること。大きさが決まっているため、建てられる家の規模の見当も早くつきます。区画の形に合わせた間取りを買う前に検討できるのも利点です。
一方で注意したいのが、選べるのは会社が仕入れた場所に限られ、住みたい地域にない場合もあること。販売地区は工務店ごとに偏るため、希望の市町に分譲地があるかを各社の土地情報のページで先に確かめておけば、見学の予約もスムーズです。
土地探しから相談できる福井の工務店7社

土地を自社やグループで扱い、公式サイトで土地探しの相談を案内している福井の工務店を、五十音順に紹介します。気になる会社は、土地情報のページもあわせて見比べてみましょう。
永和住宅
永和住宅は福井市問屋町に本社を置く工務店。土地を探す段階から相談を受け付け、自社が持つ物件の情報もそろえています。
購入を考えている場所がある人向けに、無料のサービスも提供中。更地(建物のない土地)でも古い家が残ったままでも測量と診断をし、その結果に合う建築プランも提案しています。
資金計画は、購入費や建築費、諸経費をまとめて相談できる体制。買う前に土地診断を頼めば、その場所に建てられる家の広さも確かめられます。
※参照元:会社概要/よくある質問/無料土地診断|永和住宅(2026年10月時点)
木ごころホーム
木ごころホームは、越前市家久町の中西木材が手がける住まいのブランド。1921年創業の同社は、注文住宅とリフォーム、不動産を事業の柱にしています。
越前市と鯖江市の分譲地は、公式サイトで区画ごとの価格と面積を一覧で比べられる形。販売中の現地の見学や建物プランの相談にも応じ、広い敷地を生かして平屋や庭付きの住まいを計画できる場所もあると紹介しています。
この2市で探している人なら、最初に分譲地のページから、予算と広さの合う候補を絞り込んでみてください。
※参照元:会社概要/不動産分譲|木ごころホーム(2026年10月時点)
こころホーム
こころホームは、福井市のケイズホールディングが手がける注文住宅のブランドです。同社は、新築・不動産・リフォームを一つの窓口で受け持つ会社。土地を探すところから、建てる家の相談も一緒に始められます。
公開中の実例には、土間で暮らしを広げる家や吹き抜けの家、平屋などがあり、建てた場所は福井市・坂井市・越前市・越前町です。住まいと敷地を同じグループに任せたい人は、事例で雰囲気をつかんでから、LINEで相談してみてください。
売りに出ている土地は、不動産部門のヴェールホームのページに載っています。区画を選ぶ段階で、建てられる家の大きさや間取りまで一緒に考えられるのが強みです。
※参照元:トップページ/こころホーム/ヴェールホーム|ケイズホールディング(2026年10月時点)
タキナミ
タキナミは福井市順化に本社を置く1922年創業の住宅会社。新築と分譲、中古住宅、土地の売買、賃貸までを扱っています。
窓口になる不動産部門は、自社で仕入れた分譲地や分譲住宅(敷地と家をセットで売る住宅)も保有。土地の情報は1,600件を超えると、公式サイトで紹介しています。
設計する側の目線で法規や予算に合うかを確かめながら候補を出しているため、分譲地とほかの売り地の両方から選びたい人に向いています。
※参照元:会社案内/土地探しフルサポート|タキナミ(2026年10月時点)
永森建設
永森建設は、福井市に本社を構える地元の住宅会社。グループ会社のエーシンが所有する土地も紹介しています。
進め方の柱にしているのが、敷地を買う前に建物に必要な予算を割り出す資金計画。「いくらなら安心して返していけるか」を基準に、土地と家にかける額を割り振っていきます。
先に敷地を買うと予算が偏り、住まいの面で妥協するケースがある、という考え方に基づいた手順。毎月のローンの返済額が心配な人に合っています。
※参照元:会社概要/資金計画・土地探し|永森建設(2026年10月時点)
ノーク・ホームズ
ノーク・ホームズは、福井市御幸で不動産業と設計事務所を兼ねる工務店。土地探しの段階からの相談に応じています。
公式サイトで挙げているのは、家を建てる場所と工務店を別々に選ぶときのつまずき。1つは土地を見つけてから会社を探すうちに売れてしまうこと、もう1つは先に買うと家が建つ前からローンの返済が始まることです。
同社の進め方は、建物のおおよその大きさをまず一緒に考え、それに見合う敷地の向きや広さを探す形。家のサイズから決めたい人にぴったりです。
※参照元:会社概要/土地探しからのお客様へ|ノーク・ホームズ(2026年10月時点)
リョーエンホーム
リョーエンホームは、福井市開発のリョーエンの注文住宅部門。1982年設立の運営会社は、総合建設業と不動産業を手がけ、不動産事業部も持っています。
家の商品は3つで、30坪プランの税込み価格を公開。土地情報のページにも、福井市内の宅地や建売、モデルハウスの分譲が並んでいます。
商品ごとに断熱や気密の性能の目安も載せていて、費用との釣り合いを比べられます。土地と家の総額を早めにつかみたい人は、各プランのページから見てみてください。
※参照元:会社概要/土地・建売情報/商品ラインナップ|リョーエン(2026年10月時点)
土地を買う前に見る災害のリスク

土地を買う前に見ておきたい災害のリスクは、主に浸水・土砂災害・津波・液状化・地盤の弱さの5つ。前の3つは契約前に説明を受けますが、残りの2つは自分で調べる必要があります。建ててからでは変えられないので、候補を絞る段階で確かめておきましょう。
| リスク | 契約前の説明 | 調べる先 |
|---|---|---|
| 浸水 | 位置だけ | 市町の地図 |
| 土砂災害 | あり | 県の管理システム |
| 津波 | あり | 県のページ |
| 液状化 | なし | 市と国の地図 |
| 地盤の弱さ | なし | 工務店の地盤調査 |
浸水・土砂災害・津波は契約前に説明がある
宅建業の免許を持つ売主や仲介の会社が、契約の前に必ずする重要事項説明。5つのリスクのうち対象は3つです。土砂災害と津波は、警戒区域に入っているかどうか。浸水は2020年8月から、水害ハザードマップのどこに土地があるかが加わりました。
ただし説明されるのは位置だけで、水につかる深さは対象外。福井市の「洪水・土砂災害ハザードマップ」には、深さが色で4段階に分けて載っています。
土砂災害の警戒区域は、2026年3月時点で福井市だけでも2,474か所あります。説明があるのは契約の段階なので、気になる土地が出てきたら自分でも地図を開いてみてください。
※参照元:宅地建物取引業法施行規則 第16条の4の3|e-Gov法令検索/不動産取引時において、水害ハザードマップにおける対象物件の所在地の説明を義務化|国土交通省
福井市洪水・土砂災害ハザードマップについて|福井市/土砂災害防止法 区域指定(福井県集計)|福井県(2026年10月時点)
液状化と地盤の弱さは自分で調べる
液状化と地盤の固さは、契約前の説明の対象外。起こりやすさの目安は、福井市・あわら市・越前市が作った地図や、国土交通省の「重ねるハザードマップ」で分かります。
地盤の固さを調べるのは、ふつう基礎を設計する前で、多くは土地を買ったあと。結果によっては補強の工事が加わるため、資金計画にあらかじめ余裕を残しておくと、あとで慌てずに済みます。近くで建てた例があるかも、土地探しを頼む工務店に聞いてみてください。
※参照元:地震防災マップの公表状況について|福井県/地形区分に基づく液状化の発生傾向図等/住宅瑕疵担保責任保険 設計施工基準|国土交通省(2026年10月時点)
建てた会社が倒産したら家はどうなる?

工務店を選ぶときは、建てたあとや工事の途中で会社が倒産したときの備えも知っておくと安心です。引き渡しの後と工事中で仕組みに違いがあるので、順に見ていきましょう。
建ったあとの欠陥は保険か預けたお金で直せる
工務店がつぶれても、建ったあとの欠陥を直せる仕組み。対象は、柱や基礎など家を支える部分と、屋根や外壁など雨水を防ぐところです。建てた側はここを10年間直す責任を持ち、それに備えて保険に入るか、法務局にお金を預けるかしています。
保険なら、家の持ち主が引き受け先へじかに請求でき、支払いの上限は2,000万円以上。法務局の場合も、直す相手がいなければ、そこからお金を受け取る形です。どちらで備えているかは、契約のときの説明や書面で確かめられます。
家が建ったあとの不具合に備えて、外壁のひび割れ補修の費用と屋根のふき替えの記事もあわせてご覧ください。
※参照元:新築住宅の保険について/住宅瑕疵担保履行法の概要|国土交通省(2026年10月時点)
工事の途中なら完成保証でほかの業者が引き継ぐ
工事の途中で会社がつぶれたとき、ほかの業者に引き継いで、そのために増えた費用を補うのが完成保証です。家づくりの代金は何回かに分けて払うので、できあがったところより多くのお金を先に渡したまま、作業が止まるおそれがあります。
例えば日本住宅保証検査機構(新築の保険や検査を扱う会社)の「完成サポート」は、登録している工務店だけが使えるサービス。補う範囲は種類ごとに違い、一般タイプでも、進み具合より多く払っていた分は対象外です。契約の前に、完成保証があるか、その中身と、工事の段階ごとのお金の払い方を聞いておきましょう。
※参照元:JIO完成サポート/完成サポート 一般タイプ(新築住宅用)|日本住宅保証検査機構(2026年10月時点)
工務店に相談するときの4つの手順

家族で決めておきたいことが2つ、工務店に聞いておきたいことが2つあります。順に進めて、最初の打ち合わせから具体的な土地の話に入りましょう。
1 家と土地の予算を分ける
最初に、建物込みの総額のうち、土地の購入にいくらまで出せるかを家族で決めておきます。全体の額は、収入に対して毎月のローンの返済に無理がない範囲から考えたいところ。建物にかかるお金を先に割り出し、残りを土地の上限にするのが迷いにくい分け方です。
住む場所と家の大きさ、どちらを重く見るかも家族で話し合っておいてください。工務店が候補を絞り込みやすいように、土地の上限を1つの数字で伝えられるようにしておきましょう。
2 住みたい市町を2つか3つに絞る
候補の土地は、住みたい市町を2つか3つに絞ると比べやすくなります。範囲が広いままだと、物件が多すぎて1つずつ見比べきれないためです。
決め手になるのは、毎日の暮らしの動き。職場や学校までの通い方、実家との距離などから地域を決めておけば、どの工務店に先に相談するかも見えてきます。
冬に雪の積もった道を車で走る時間も、福井ならではの判断材料。家族それぞれの移動を思い浮かべながら、住む場所を決めてみましょう。
3 家の契約の期限がある土地か確かめる
決められた期間内に、指定の会社と家の工事の契約を結ぶ条件で売られるのが、建築条件付き土地。紹介された物件がこれに当たるなら、まずいつまでに家を頼めばよいかを聞いておきます。
プラン付きで売る場合、期限は間取りの話し合いに必要な期間が過ぎた日以降にするよう、業界のルールが定めています。家の契約が結ばれなかったときにどうなるかも、広告に書く項目の1つ。期限と、過ぎたときの扱いを書面で確かめてから申し込みましょう。
※参照元:不動産の表示に関する公正競争規約・同施行規則|不動産公正取引協議会連合会(2026年10月時点)
4 仲介手数料がかかるかを聞く
仲介手数料は、売買を取り持った不動産会社に払うお金です。工務店や不動産業者が自分で売る分譲地では、払う必要がありません。
国が決めた計算方法があり、売買価格の帯ごとの割合で求める仕組み。例えば1,000万円の土地なら、上限は39万6,000円(税込み)になります。
なお、800万円以下の物件は特例で、通常の計算を超えて最大33万円まで受け取れる場合があります。実際の手数料は、仲介を頼む契約のときに、その範囲で話し合って決めるもの。かかるかどうかと金額を候補ごとにメモしておきましょう。
※参照元:不動産取引に関するお知らせ(消費者の皆様向け)|国土交通省(2026年10月時点)
福井の工務店は土地の扱い方で選ぶ
土地探しを任せられる工務店でも、自社やグループの区画を売るのか、売買を取り持つのか、扱い方はそれぞれ違います。予算と住みたい市町を先に決めて、次の順に相談を進めてみましょう。
- 総額を決め、土地にかけられる上限を出す
- 住みたい市町を2つか3つに絞る
- 免許と分譲地の有無を見て、相談する工務店を選ぶ
- 候補地の災害のリスクと、家の契約の期限・仲介手数料を確かめる
- 保険と完成保証の中身を聞いてから、工事を頼む
下見の前には、土地の探し方は?福井で後悔しない3段チェック(PR)で、候補地のどこを見ればよいかも確かめてみてください。
よくある質問
工務店の坪単価は比べていいですか
坪単価(1坪あたりの建築費)に何が入るかは、会社や商品ごとの決め方しだいです。例えばリョーエンの規格住宅「BASIC」は、外構工事と地盤改良を価格に含めていません。同じ条件の総額で比べてください。
※参照元:BASIC|リョーエン(2026年10月時点)
建築条件付きの土地はあとで断れますか
プラン付きで売り出されている建築条件付き土地なら、期限までに家の契約を結ばないときの扱いが広告に書かれています。売買は解除され、払ったお金は全額戻るという内容です。プランのない物件も含め、白紙に戻る条件と返金は契約書で確かめてください。
※参照元:不動産の表示に関する公正競争規約・同施行規則|不動産公正取引協議会連合会(2026年10月時点)
工務店はどの市町まで対応していますか
対応する地域は会社ごとに違い、例えば永森建設は福井県内の全17市町と、石川県の加賀市・小松市・金沢市・白山市です。ノーク・ホームズは大野市と越前町の一部の地区を除き、南越前町は南条小学校区だけが対象。候補の地域が範囲に入っているかを、問い合わせの前に公式サイトで見ておいてください。
※参照元:トップページ|永森建設
施工エリア|ノーク・ホームズ(2026年10月時点)

