屋根葺き替え(ふきかえ)の見積もり。相場の決まり方を知って、金額に納得してから契約しませんか?葺き替えは、古い屋根を下ろして新しい屋根に張り替える工事。同じ広さの家でも、総額には大きな幅が出ます。
例えば、30坪(約99㎡)の家なら100万円前後から260万円まで。高くなるか安くなるかは、いま載っている屋根で決まります。
そこで、
「うちの屋根はいくらかかるの?」
「提示された金額は高いの?安いの?」
と気になるあなたへ、屋根葺き替えの費用が何で決まるかをご紹介。石綿(アスベスト)を含む屋根の扱いや、国の補助金が使える条件もお伝えします。
金額の決まり方が分かれば、見積もりの高い安いを自分で判断できます。この先も安心して暮らすために、業者の言い値のまま決めず、中身の分かる見積もりで屋根を任せましょう。
この記事の内容全 33 項目
屋根葺き替えの費用は何で決まる?

葺き替えは古い屋根を下ろして張る工事
傷んだ屋根を直す方法は、塗装、カバー工法、葺き替え(ふきかえ)の3つ。今の屋根をどこまで残すかで分かれます。
表面を塗り直すのが塗装、今の屋根の上に新しい屋根をかぶせるのがカバー工法。古い屋根材と防水シート(ルーフィング)を下ろし、下地から張り直すのが葺き替えです。屋根をまるごと張り替える工事と考えると分かりやすいでしょう。
| 方法 | 今の屋根 | 下地の補修 |
|---|---|---|
| 塗装 | 残す | できない |
| カバー工法 | 残して重ねる | できない |
| 葺き替え | 下ろす | できる |
葺き替えでは、屋根材の下にある野地板(屋根を支える板)まで目で確かめられます。傷んだところをその場で直せるので、雨漏りしている家や、下地まで弱っている家に向く工事。そのかわり古い屋根を剥がして捨てる工事が加わるので、カバー工法より総額が上がります。
※参照元:木造戸建の大規模なリフォームに関する建築確認手続について|国土交通省(2026年9月時点)
費用は剥がす側と載せる側に分かれる
葺き替えの見積書に並ぶ項目は、古い屋根を片づける分と、新しい屋根をつくる分の2つ。今の屋根も新しい屋根もスレート(セメントを薄い板にした材料)の場合で、1㎡あたりの単価を比べてみました。
| 分け方 | 項目 | 1㎡あたり |
|---|---|---|
| 剥がす側 | 撤去と処分 | 3,000〜8,000円 |
| 野地板 | 2,000〜5,000円 | |
| 載せる側 | 防水シート | 500〜3,000円 |
| 屋根材 | 4,000〜8,000円 |
※屋根工事の会社7件の単価を集めた幅
屋根面積80㎡で掛け算すると、剥がす側は40万〜104万円、載せる側は36万〜88万円。差が大きいのは剥がす側で、ここは今の屋根の種類と傷み具合で決まります。
新しい屋根材を選び直して動かせるのは、載せる側だけ。今の屋根がどんな状態かを知って初めて、総額の見当がつきます。
屋根葺き替えの費用相場は100万円から

自分の家の広さと見比べながら、今の屋根材でどこに収まるかを当てはめてみましょう。比べるのは、延床面積30坪(約99㎡)の家の総額。国が、郊外の戸建てで3人家族がゆとりをもって暮らせる目安にしている100㎡とほぼ同じ広さです。
安く収まるのはトタンやスレート
今の屋根がトタン(薄い鋼板を波形などに加工した屋根材)やスレートの家は、総額が低めに出ます。どちらも薄くて軽い屋根材なので、剥がす手間も捨てる量も少なく済むためです。
| 今の屋根材 | 総額 |
|---|---|
| スレート | 100万〜220万円 |
| 瓦 | 140万〜240万円 |
※今の屋根材ごとに金額を出している会社2件の目安を合わせた幅
今の屋根がスレートなら、総額は100万円から。瓦より下限が40万円低くなります。
トタンは、公開されている金額で見ると、スレートより20万円ほど低めです。
※参照元:住生活基本計画における「水準」について|国土交通省(2026年9月時点)
高くなるのは瓦の屋根
今の屋根が瓦なら、総額は140万円から240万円まで。下限はスレートより40万円高くなります。
理由の1つは、剥がす側の手間。瓦は1枚ずつが厚くて重く、屋根から下ろして運ぶだけで人手と時間がかかります。撤去と処分の単価も、瓦をスレートより高く設定している会社が多くあります。
もう1つは、載せる側の選び方。瓦から瓦へ葺き直すと、新しい瓦の代金も高くつきます。屋根工事の会社の単価を、新しい屋根材ごとに並べました。
| 新しい屋根材 | 1㎡あたり |
|---|---|
| 瓦 | 6,000〜1万6,000円 |
| 金属 | 5,000〜1万2,000円 |
| スレート | 4,000〜8,000円 |
※屋根工事の会社の単価を集めた幅(瓦と金属は5件、スレートは6件)
瓦から金属の屋根材に替えれば、載せる側の金額は抑えられます。ただし重い瓦を下ろす費用は、どの屋根材を選んでも同じようにかかります。
なぜ同じ広さの家で総額が2.6倍も開くの?

総額の目安は、下限の100万円前後と上限の260万円で2.6倍の開き。新しい屋根材の値段の差だけでは、ここまでの幅は生まれません。差が生まれる3つの理由をたどっていきましょう。
今の屋根材で剥がす費用が違うから
古い屋根を片づける単価は、屋根材によって違います。撤去と処分の料金を公開している会社は、どこも屋根材の種類ごとに金額を分けています。
この違いは、葺き替えの相場を調べると見つかる表にも反映されています。今の屋根材で分けた表と、これから載せる屋根材で分けた表の2種類があり、どちらも同じような数字が並んでいても、中身は別物。今の屋根材で分けた表は出発点ごとの、新しい屋根材で分けた表は行き先ごとの金額です。
出発点で分けた表では、行き先が同じでも、元の屋根材の違いだけで目安が20万円上下します。スレートに替えても金属に替えても、元が瓦のほうが20万円高い計算です。
石綿を含むと処分に手間がかかるから
石綿を重さの0.1%を超えて含む屋根材は、剥がしたあと石綿含有産業廃棄物として扱われます。ほかの廃材と分けて運び、砕かずに、決められた場所へ埋め立てるのが処理の決まり。
分けて扱うのは、砕けると細かな繊維が飛び散るため。普通の廃材と同じトラックに積めないので、運搬も処分も別の手配になり、見積書でも処分費は別の項目として書かれます。
石綿を含む分の上乗せは、一式で20万円前後から。1㎡あたりで出す場合は4,000〜1万5,000円で、屋根が広いほど額が大きくなります。
※参照元:石綿含有廃棄物等処理マニュアル(第3版)|環境省(2026年9月時点)
下地の傷みは剥がすまで分からないから
屋根材の下には防水シートがあり、その下で野地板が屋根全体を支えています。雨水で傷んでいるかどうかは、剥がすまで見えません。
直し方は、上から新しい板を重ねるか、張り替えるか。単価は1㎡あたり2,000〜5,000円と幅があり、屋根面積80㎡なら16万〜40万円の差が、剥がした日に決まる計算です。
瓦屋根を葺き替えるときの決まり

瓦屋根の葺き替えには、屋根の重さと瓦の固定のしかたに国の決まりがあります。知らないまま屋根材を選ぶと、構造の確認や部材の追加で、予算が合わなくなるケースも。瓦屋根の家が押さえておきたい3つをつかんでおきましょう。
ガルバリウムなら構造は今のまま使える
アルミと亜鉛のめっきをかけた薄い鋼板がガルバリウム鋼板。瓦より軽いので、瓦から替えても今の構造のまま葺き替えられます。
葺き替えのうち、屋根を構成する材をすべて改修し、その部分が全体の過半に及ぶものは、建築基準法の大規模の修繕にあたります。2025年4月からは、木造2階建ての住宅でも、この葺き替えに建築確認が要るようになりました。建築確認は、工事の前に計画が法律に合っているかを確かめる手続き。
国は、この大規模の修繕にあたる葺き替えでも、前より重い屋根材にしなければ、構造の危険を増やさない工事として扱ってよいとしています。
屋根の大規模の修繕又は大規模の模様替であって、従前の屋根ふき材より重いものに葺き替えないもの
※引用元:既存建築物の増築等に係る建築基準法上の取扱いについて(技術的助言)|国土交通省(2026年9月時点)
今の構造の基準を満たしていない古い家でも、同じ重さか軽い屋根材なら、合わせ直す工事は求められません。反対に今より重い屋根材に替えるなら、建物を今の基準に合わせる必要が出て、柱や壁の補強が加わるケースがあります。
※参照元:木造戸建の大規模なリフォームに関する建築確認手続について|国土交通省(2026年9月時点)
瓦に葺き直すなら1枚ずつ固定する
瓦から瓦へ葺き直す場合は、固定のしかたに決まりがあります。2022年1月から、新しく葺く瓦はすべて、くぎやねじなどで固定することになりました。
それまで求められていたのは、軒やけらば、棟といった屋根の端まわりだけ。屋根の平らな面に並ぶ瓦も、対象に加わりました。強い風で瓦がずれたり飛ばされたりしないようにするための決まり。1枚ずつ固定する分だけ部材と手間は増えますが、台風のあとに瓦が落ちる心配は小さくなります。
使える瓦の形にも、場所による条件があります。国が地域ごとに決めている基準風速(想定する風の強さ)が38〜46m/sのところでは、和瓦の形をしたJ形の瓦に制限がかかります。瓦どうしをかみ合わせて組む防災瓦でなければ使えません。
※参照元:瓦の緊結方法に関する基準の強化(昭和46年建設省告示第109号)|国土交通省(2026年9月時点)
土葺きの瓦は撤去の量が増える
古い瓦屋根には、瓦の下に土を敷いて固定する土葺き(どぶき)という工法があります。葺き替えでは、瓦と一緒にこの土もすべて下ろして運び出します。
土の分だけ撤去と処分の量が増え、屋根から下ろす手間もかかります。かわりに、葺き替えたあとの屋根はぐっと軽い仕上がり。土がなくなるうえにガルバリウム鋼板のような軽い屋根材に替えれば、建物にかかる重さの差はさらに広がります。
屋根葺き替えに国の補助金は使えるの?

屋根の葺き替えそのものには、国の補助金は出ません。ただし断熱の工事と組み合わせれば、屋根や天井に入れる断熱材の分が補助の対象になります。受け取れる条件と金額の出し方を押さえておきましょう。
窓の断熱とセットなら対象になる
屋根や天井の断熱が国の補助金の対象になるのは、窓の断熱改修とあわせてする場合です。使う制度はみらいエコ住宅2026事業で、省エネにつながるリフォームにお金が戻ります。
条件は、家の中の居室を1つ選び、その部屋の窓をすべて断熱改修すること。窓の工事を含まない組み合わせは用意されていないので、屋根の断熱だけでは申請できません。
選べる居室は、居間や寝室、子ども部屋、台所など、人が続けて過ごすところ。対象は原則として2016年12月31日までに建てられた家です。申請は、制度に登録した業者が出します。
※参照元:みらいエコ住宅2026事業(Me住宅2026)の内容について|国土交通省(2026年9月時点)
補助額は断熱材の量で計算する
屋根や天井の断熱の補助額は、使った断熱材の体積で決まります。窓やドアは1か所ごとの額ですが、屋根と天井は1㎥あたりの単価に使った量を掛けて出します。
| 断熱材の区分 | 1㎥あたり |
|---|---|
| F | 4万4,000円 |
| E | 3万円 |
| D | 1万5,000円 |
| C | 1万4,000円 |
| A-1〜B | 1万3,000円 |
区分は断熱材の熱の伝えにくさで分かれ、Fがいちばん高性能。例えば100㎡に厚さ100mmで敷くと10㎥になり、Cなら14万円です。屋根や天井、壁、床といった場所ごとに、決められた量以上の断熱材を使うことも条件になります。
補助額の上限は1戸あたり40万〜100万円で、家の建った時期と工事のあとの性能で決まります。合計が5万円に届かない場合は申請できません。
※参照元:みらいエコ住宅2026事業(Me住宅2026)の内容について|国土交通省(2026年9月時点)
災害が原因なら火災保険を使う
台風や大雪で屋根が壊れた場合は、補助金とは別に火災保険が使えるケースがあります。この保険は火事のほか、風災や雹災、雪災といった自然災害による建物の損害も補償します。
対象外になるのは、自然の消耗や劣化、さびやひび割れなどで生じた損害。年数がたって傷んだ屋根を葺き替える費用は、保険では出ません。補償の範囲は商品ごとに違い、同じ台風の被害でも、契約によって出るかどうかが分かれます。
※参照元:損害保険Q&A 問50 火災保険は、どのような保険ですか。|日本損害保険協会(2026年9月時点)
自分の屋根がいくらになるか調べてみよう

屋根葺き替えの金額は、家ごとの条件を当てはめないと見当がつきません。手元の書類と簡単な計算で、見積もりを頼む前に目安は出せます。3つの手順で進めていきましょう。
1 築年と屋根材を控える
まず、家が建った年と今の屋根材を書き出します。築年は建てたときの書類や登記簿、屋根材は図面の仕上げ表で確かめられます。分からなければ、建てた会社に問い合わせましょう。
スレートの屋根なら、築年から石綿を含むかの見当がつきます。住宅の屋根用のスレートは、石綿を含む商品の製造が2004年までに終わっていて、商品名ごとの製造終了年も公開されています。カラーベストコロニアルは2001年まで。
| 商品名 | 製造終了年 |
|---|---|
| フルベスト | 2003年 |
| ニューウェーブ | 2004年 |
| 自在瓦 | 2004年 |
| ヘキサー | 2004年 |
2004年ごろまでに建てた家は、石綿を含む屋根材の可能性があると考えておきます。商品名を控えておけば、見積もりの前の相談も早く進みます。
※参照元:石綿含有建築材料の商品名と製造時期|国土交通省(2026年9月時点)
2 屋根の面積を出す
次に屋根の面積を出します。図面に書かれていれば、その数字を控えましょう。書かれていなければ、1階の広さに軒の出と屋根の傾きを足して計算します。
| 手順 | 計算 | 広さ |
|---|---|---|
| 1階の床面積 | 7.3m×6.8m | 約50㎡ |
| 軒の出を足す | 8.5m×8.0m | 約68㎡ |
| 傾きで割り増す | 68㎡×1.08 | 約73㎡ |
※総2階(1階と2階が同じ広さ)・軒の出60cm・4寸勾配(水平に10進んで4上がる傾き)の場合
気をつけたいのは、家の広さの坪数と屋根の面積が別のものだという点。同じ30坪でも平屋なら約135㎡で、総2階の1.8倍になります。会社によっても30坪の屋根面積を60〜100㎡とみていて、同じ単価でも100㎡で計算すれば60㎡の1.7倍の金額です。
勾配ごとの係数や平屋の場合は、屋根カバー工法の費用は30坪でいくら?もあわせてご覧ください。
3 見積書の明細を見る
見積書が届いたら、項目を剥がす側と載せる側に分けて、1つずつ確かめます。
| 分け方 | 見積書の項目 | 見るところ |
|---|---|---|
| 剥がす側 | 撤去と処分 | 今の屋根材に合うか |
| 野地板 | 重ねるか張り替えか | |
| 載せる側 | 防水シート | 相場の幅に入るか |
| 屋根材 | 選んだ材の相場か |
単価は、その行の金額を屋根面積で割ると出ます。「屋根工事一式」のようにまとめて書かれている場合は、内訳を出してもらいましょう。
見積もりを頼む前に確かめること

屋根葺き替えの見積書は、会社によって何を総額に含めるかがそろっていません。同じ物差しで比べられるよう、3つを先に聞いておきましょう。
屋根の面積はどこの数字か
見積書の屋根面積が、実際に測ったものか、坪数から計算したものかを聞きます。単価を掛ける元になるので、ここがずれると総額もずれるためです。
図面の数字を使う会社もあれば、屋根に上って測る会社もあります。2社の見積もりで面積が違っていたら、どちらが実物に近いかを確かめてから金額を比べましょう。
処分費と石綿の費用が入っているか
古い屋根の処分費が撤去費に含まれているか、別の項目として書かれているかを確かめます。撤去と処分を1つの単価で出す会社と、分けて出す会社があるためです。
石綿の調査費も聞いておきたい項目。屋根材を剥がす工事では、規模の大小にかかわらず、始める前に石綿を含むかどうかの事前調査が必要です。2023年10月からは資格を持つ人の調査が求められ、請負金額100万円以上の改修工事は結果を労働基準監督署へ報告します。
葺き替えの多くは100万円を超えるので、ほとんどがこの対象。調査と報告の費用が総額に入っているかどうかで、見積もりの金額に差が出ます。
※参照元:改修・リフォーム業者のみなさまへ|厚生労働省 石綿総合情報ポータルサイト(2026年9月時点)
下地を直すときの追加はいくらか
野地板が傷んでいた場合の追加の単価を、契約の前に書面でもらっておきましょう。傷み具合は剥がすまで分からないので、工事の途中で追加を言われると断りにくいためです。
聞いておきたいのは、板を重ねて張るときと張り替えるときの1㎡あたりの単価と、垂木など骨組みまで傷んでいた場合の扱い。単価が決まっていれば、追加が出ても金額を自分で計算できます。
屋根葺き替えの費用は今の屋根で決まる
屋根葺き替えの費用は、100万円前後から。総額を大きく動かすのは、新しい屋根材より、今の屋根を片づける側です。瓦か、スレートか、石綿を含むか、土葺きか。出発点を押さえておくと、どの項目が高いのかまでつかめます。
- 家の築年と今の屋根材を書き出し、石綿を含む可能性を確かめる
- 屋根の面積を図面か計算で出し、坪数と分けて考える
- 見積書を剥がす側と載せる側に分け、1㎡あたりの単価を出す
- 面積の出どころ、処分費と石綿の調査費、下地の追加単価を契約の前に確かめる
今の屋根を残す方法とも比べたいなら、屋根カバー工法の費用は30坪でいくら?もあわせてご覧ください。足場を組むのを機に外壁も見直すなら、外壁塗装の相場 30坪2階建ての総額と内訳も予算を組む前に目を通しておきましょう。
よくある質問
屋根の葺き替えで住宅ローン控除は使えますか
下地まで替えて、建築基準法の大規模の修繕に当てはまる葺き替えなら、住宅ローン控除の対象になります。条件は、補助金を引いた工事費が100万円超、返済期間10年以上のローン、工事から6か月以内の入居など。屋根材だけを替える場合は大規模の修繕にあたらないので、自分の葺き替えがどちらになるかを業者に確かめましょう。
※参照元:No.1211-4 増改築等をし、令和4年以降に居住の用に供した場合(住宅借入金等特別控除)|国税庁(2026年9月時点)
市区町村の補助金は使えますか
市区町村の中には、屋根の工事に独自の補助や融資を用意しているところがあります。住宅リフォーム推進協議会の検索サイトなら、全国の自治体の支援制度を地域から探せます。国の補助金と一緒に使えるかは制度ごとに違うので、申し込みの前に自治体の窓口で確かめましょう。
※参照元:地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイト|住宅リフォーム推進協議会(2026年9月時点)
工事の不具合に備える保険はありますか
リフォーム瑕疵(かし)保険があります。業者がこの保険の登録事業者なら、工事の欠陥が見つかったときの補修費用がまかなえます。対象の期間は、雨漏りを防ぐ屋根などの部分が5年間、それ以外の部分が1年間。業者が倒産していた場合も、補修費用は発注者に支払われます。みらいエコ住宅2026事業では、この保険への加入も補助の対象です。
※参照元:リフォームのかし保険|住宅瑕疵担保責任保険協会(2026年9月時点)
屋根の傷みを急に指摘されたらどうしますか
まずは、その場で決めないこと。近所で工事をしていると訪ねてきて、屋根を点検したあとに「瓦がずれている」などと不安をあおり、契約を迫る手口があります。国民生活センターによると、屋根工事の点検商法の相談は2022年度に2018年度の約3倍まで増え、契約した人の8割超が60歳以上でした。迷ったときは、消費者ホットライン188に相談できます。
※参照元:屋根工事の点検商法のトラブルが増えています|国民生活センター(2026年9月時点)
訪問販売の契約は解除できますか
業者が自宅に来て結んだ契約なら、法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内は、クーリング・オフで解除できます。工事が済んでいても代金を払う必要はなく、手を加えた部分は無償で元に戻すよう求められます。解除は書面か電子メールなどの記録で伝え、控えを残しておきましょう。
※参照元:訪問販売|消費者庁 特定商取引法ガイド(2026年9月時点)